医師として働いて10年以上が経った。
医師国家試験を通過した後、周囲からは「これで将来安泰だね」と言われた。
色んなところで職業を聞かれたとき、医療職だと伝えると「仕事に困ることはないね」「転職しても引く手あまたでしょ」
そう言われてた。
資格職、特に医療系は基本仕事にあぶれることはなく生きていくのには困らないと自分も思っていた。
でも果たしてそれは本当だろうか…?
いきなりですが、田端信太郎さんって知っていますか?
田端信太郎さんはこの人👇
田端信太郎さんプロフィール
1975年石川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。
NTTデータ→リクルート→ライブドア→コンデナスト・デジタル→NHN Japan(現LINE)を経て、2018年3月から現職:株式会社スタートトゥデイ コミュニケーションデザイン室 室長。
えっと、つまり……
めっちゃくちゃ有名なサラリーマンです!!(なんだその説明w)
Twitterのフォロワー数が16万人を超える、今で言うインフルエンサーです。
自分が初めて田端さんを認識したのは「若手力」という幻冬舎編集者・箕輪康介さん、モテクリエイターとして活動されてる ゆうこす こと菅本裕子さんとのトークイベント。
これからどう社会に出ていくかを悩んでいる若者にズバズバと本質をついたアドバイスをする姿を見て「この人何者?」と思いました。
そんなちょっと気になる存在、田端信太郎さんが7月6日に「ブランド人になれ」という本を出版。
興味本位に購入してみると
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めっちゃおもろいやん( ゚д゚)!!!
本当に今の自分にはめちゃくちゃ面白い本でした。
組織に属するサラリーマンがここまで自分を出していけるのかと。
サラリーマンという概念が吹っ飛んだ。
医者といっても勤務医であれば病院・医局など組織に属するサラリーマン。
「仕事に困ることはない」「転職しても引く手あまた」と言われる医療職ですが本当にそうだろうか?
それは「働く場所」「働き方」を選ばなければという前提付きでじゃないか?
そして自分は常々、医療現場は閉鎖的で保守的な場所だと感じていました。
人間の命、健康を扱う現場だから治療に関して以外のシステムを変えるのも、新しいことを導入するのも腰が重い。
旧来のもので不備、不満があってもとりあえず現場が回っていれば見て見ぬ振り。
企業はどんどん変わろうとしているし、現に変わってきている。
ペーパーレスになり、やり取りはとっくに電話からメールになり、会議すらWebになっているところも。
それに対して医療現場はようやく電子カルテが普及してきている程度。
ただ医療といえど関わっているのは人。非医療者となんら変わりはない。
企業が変わっていくなら病院も変わっていくはず。
保守的で閉鎖的な医療現場は「ただ変わるのが遅いだけ」。
ならば今、最先端の企業を走っている働き人の考え、ビジョンを聞くことはものすごくメリットがあって、そしてそれが1番効率がいいはずだ!!
そんなときにTwitterでのTL(タイムライン)に100冊購入でサシメシ、200冊購入で講演会を開催というツイートが流れてきた。
サシメシも魅力的だったが、どうせなら講演会で他の職種の人も交えて色んな意見・感想を聞いてみたい。
ちょうど運営に関わっているMIラボというオンラインサロンを立ち上げたばかり。
【MIラボ】~医療とITを繋ぐオンライン/オフラインコミュニティ~
オンラインサロンって何?って方はこちらの記事もどーぞ。
オンラインサロンって何? | らいふブック
MIラボの立ち上げ後のイベントとして面白いんじゃないか。
そう思い、気づいたら200冊買ってました(笑)
そして実現した講演会。
「ブランド人って何?」っていう人から「閉鎖的な現状を打破したい」「田端さんの話を聞いてみたい!」という人まで。
ぜひ講演に参加してみませんか?
(動画作成:ばっし〜@sn_kazu515、広告作成:かず@kazuhi56)
日時:2018年9月16日(日)14:30開場、15:00ー16:00講演会
場所:いいオフィス上野
思わぬ気付きに自分自身期待してます…。
「資格があれば安泰」という時代は「いい大学を出ていい会社に就職すれば安泰」という時代が終わったように、終わりに向かっているのかもしれない…。