どうも、どくしょーです(@ShoichiroMizuno)。
おはようございます。ようやく晴れ、始まったアイスランド絶景の旅。
今日も天気は晴れ。晴れ+アイスランドの景色は反則レベルの破壊力。
絶景の連続にテンションはMAX。今日もやばすぎるで!アイスランド!!
あまりの絶景の連続に車内BGMは「南国少年パプワくん」。(マ、マニアックすぎる…)
見渡す限りの大自然になぜかこのアニメのOPを思い出した。アイスランドって南国ちゃうけど夏に来たらこのアニメみたいな感じなのかもしれない。
ただ現在は冬真っ只中。そしてアイスランドはその名の通り「氷の国」。国全体に多くの氷河があります。(誰だ南国を連想した奴は…)
そんな氷河の中でも一番有名なのがヴァトナヨークトル氷河。冬限定でなんと氷の洞窟ができるらしい。
冬限定の氷の洞窟。「限定」という言葉に弱い人間としては行くしかない!!
氷河の中にできる氷の洞窟へはガイド付きツアーでのみ訪れることができます。
出発点まではバス移動して、そこからは10人ちょっとのグループで氷河までハイキング。
途中でアイゼンに履き替えて、さらに進んでいきます。
氷河の上を歩く。南米のペリト・モレノ氷河でもそんなアクティビティがありましたが、参加しなかったのでアイスランドで初氷河トレッキング。
ザクザク氷河を踏みしめながら進むのが中々面白い。
ましてや、ここはアイスランド。氷河の上からも見渡す限りの絶景。
ほんまにここは地球か…。
しばらく歩くとお目当の氷の洞窟に到着。みんな待ってましたと言わんばかりにそわそわしながら中へ入る。
な、なんだここ…( ゚д゚)。
す、すげえええぇぇぇ!ほんまに氷の洞窟やあああぁぁぁ!!!
夏に溶けた水によって、厚みのある氷の中に長いトンネルや洞窟が自然にできるアイスランド。
毎年、様々な場所に、色々な大きさと形をした洞窟が形成されるが、気温が上がると洞窟が溶けてくるため11月から3月の間くらいしか入ることができません。
また氷河の洞窟は鮮やかな青色で有名。なぜ青いかと言うと…。
氷河はもともと、降り積もった雪が長い年月をかけて圧縮されたもの。通常私たちが目にする氷よりもはるかに厚くて密度が高い物質です。そのため、青色以外のスペクトルの全ての色は氷に吸収されてしまいます。洞窟の中では、唯一氷を通過した青い色のスペクトルのみ目に見えるのです。
そのため、気泡の少ない圧縮された氷が最も青く見えます。小さな気泡があると光を反射して、その光は拡散します。氷の場合、光の吸収はスペクトルの青色側よりも赤色側の方が6倍多くなります。よって、光がより深く氷の中に浸透すると、より青く見えます。
Guide to Icelandより引用
なるほど、確かに青い。
もちろん青いところばかりではない。時折不純物が混じっていると青さは減る。
しかし光の当たり方によって氷の見える色が変わる。むちゃくちゃ神秘的…。
この日に入れた洞窟は少し小さいもの。大きい洞窟は気温の上昇とともに入るのが難しくなったそう。その年によって入れる洞窟が違うため、大きなものに入れるかは巡り合わせだが少しでも確率を上げたいなら真冬に訪れるのが良さそうです。
そして洞窟だけじゃなく氷河そのものを満喫できる氷の洞窟ツアー。
なかなかオススメです。
そして「氷の国」アイスランドはヴァトナヨークトル氷河だけではない。近くにあるヨールクスアウルロゥン氷河湖。
氷河の氷が溶け、溶け出した氷は川となり、海につながっている。
そんなヨールクスアウルロゥン氷河湖からの流氷が流れ着いたビーチ。
通称ダイヤモンドビーチ。
流氷が太陽に照らされて輝く様子はまさにダイヤモンド。自然が作ったこの景色に吸い込まれそうになる。
光の当たり方で本当に眼に映る景色が変わる。朝、昼、夕…。同じ場所なのに全く違う景色。
無言でビーチを眺めながら写真を撮り続けた。iphoneで(笑)。(日本に帰ったら一眼を買おう。)
自然の雄大さに圧倒される毎日。
しかしアイスランドの実力はこんなものではなかった…。
お付き合い頂き、ありがとうございました。