イースター島は神秘の島。
その神秘に触れながら、ゆっくりと流れる時間に身をまかせる旅人も多いようです。
自分たちも実際に訪れてみて、初めは「モアイに会いたい」という気持ちのみで訪れた島でしたが、「ゆっくりと流れる時間」を満喫できたように思います。
簡単ではありますが、自分たちの忘備録も込めてイースター島のおすすめを紹介します。
(2018年2月1日現在:1円=5.5チリペソ)
この記事のもくじ
イースター島ってどこにあるの?
まずそもそもイースター島ってどこにあるのでしょうか。
縮尺を調整してご確認ください。
イースター島が本当に孤島であることがよく分かります。
イースター島への行き方
イースター島への行き方は現時点(2018年1月)で2通りあります。
①チリ本土(首都サンティアゴ)からの移動。飛行時間は5時間程度です。
②タヒチ(首都パペーテ)からの移動。こちらも飛行時間は5時間程度です。
自分たちは②で移動しました。
LATAM航空ビジネスクラス | らいふブック
どちらの航路を選んでもエアラインはLATAM航空となります。
イースター島への滞在日数
イースター島は小さい島です。レンタカーで周遊しても1日あれば島全土を周りきることも不可能ではありません。
ですが、「観光スポットは至る所にある」「道路の整備がまだまだで悪路を長時間走るのはしんどい」「島のゆっくりと流れる時間を是非満喫してほしい」ことから最低でも中日を2日とった3泊4日以上がおすすめです。
丸2日あれば観光スポットをゆっくりと満喫しながら巡ることができます。
実際に自分たちも期間が限られる旅程の中、3泊4日にしてよかったなと思います。
[voice icon=”https://mizuno-shoichiro.com/wp-content/uploads/2017/12/IMG_1792-278×300.jpg” name=”いちろー” type=”l”]モアイのみが目的であれば3泊4日で飽きます(笑)[/voice]たまたま島観光を一緒に行動したオーストラリア人のマイクは丸2日の観光後、「enough モアイ」と言ってまいした(笑)。
モアイそのものは島の多くにあるため確かに見飽きるかもしれませんが、モアイと過ごす時間は飽きませんでした。
国立公園入場チケット
イースター島は半分以上が国立公園に指定されています。
有名な観光スポット、モアイ像も数多くその公園内にあるため、観光にはほぼ必須のアイテムとなります。
購入場所ですが、空港の税関を通過する前にあります。
多くの人が購入するために列を作っているので見逃すことはないと思います。
(空港職員も案内してくれています)
空港での支払いは現金のみです。現金はUSドルかチリペソのみ。
イースター島に来るまでに現金を用意しておきましょう。
チケットはUS$80(2018年1月現在)です。
最近はチケット販売所は街中にもありますし、各観光名所でも購入可能です。
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]
ですので買い逃しても焦らなくて大丈夫です。
また色々観光名所はありますが、ラノララクとオロンゴのみ1チケットにつき1回しか入場できません。(日にちは別でもOK)
その他は何度でも大丈夫です。
イースター島観光の移動手段
イースター島は小さい島とはいえ、観光スポットは島全体に散らばっているため徒歩では無理です。
道路も整備がまだまだ行き届いていないためレンタサイクルなどもありますが、おすすめはしません。
そのため、観光手段としては①レンタカー②ツアーに参加となります。
レンタカー
イースター島唯一の村、ハンガロアの大通りにレンタカー屋が多く並んでいます。
レンタルは24時間制で大体1日10000万円前後(50000チリペソ)です。(車種は主にスズキのJimney)
マニュアル車の方が5000チリペソ程度安くなります。
4人までならこれで十分かと思います。
同金額で2人乗りのバギーのレンタルもあります。
ツアー
島観光のツアーは8人1グループのもので相場が8000円前後/日。
ツアーを交渉していた時の感じですがガイドは英語が喋れるのかも微妙でした。
やはりスペイン語がメインとなります。
また1日フルツアーで観光スポット全てを巡るものは自分が交渉したところでは見当たりませんでした。
(2日かけて島全体を観光するイメージでいていただければ大丈夫かと思います)
イースター島おすすめ観光スポット
Tongariki
まずはTongarikiです。
日本企業「タダノ」が復元した15体のモアイ像が海沿いに並んでいます。
これだけたくさんのモアイが並んでいるのはここだけですのでとても有名な場所ですし、一見の価値ありです。
朝日が映える場所としても人気があります。
ちなみにこのモアイが日本企業に復元されることになったのは「世界ふしぎ発見!」での黒柳徹子のコメントがきっかけだそうです。
香川県高松市に本社を置く株式会社タダノが、1992年からクレーンなどをイースター島に持ち込んで、島南部のアフ・トンガリキにある15体の像の復元・修復などを行い、使用後のクレーンなどをイースター島に寄贈している。これはTBSの『日立 世界・ふしぎ発見!』で1988年の秋にイースター島を特集した際、「クレーンがあれば、モアイを元通りにできるのに」という知事の声を放送したところ、解答者である黒柳徹子が「日本の企業が助けてあげればいいのに」という内容の発言をし、それをタダノの社員が見ており、社長が話に乗ったのがきっかけである。クレーンの運搬にはチリ海軍の協力を得ている。費用も全額タダノが出費している。
ウィキペディアより引用
Tahai
ここはハンガロア(イースター島唯一の村)から徒歩で行ける観光スポットです。
計7体のモアイがいます。
帽子と目のあるモアイもいます。
夕日のスポットとしても有名で、日没間際になるとたくさんの観光客でいっぱいになります。
夕日に映えるモアイ像も必見です。
ちなみにこの広場はアルコール以外の飲食はOKなようです。
自分たちは偶然出会った世界一周旅行者と夕日を眺めながらビールを飲んでいて職員さんに怒られました。
[voice icon=”https://mizuno-shoichiro.com/wp-content/uploads/2017/12/IMG_1792-278×300.jpg” name=”いちろー” type=”l”]モアイさん、すいません!![/voice]Rano Raraku
Rano Rarakuはモアイの生まれた場所(切り出された場所)です。
ここにはたくさんのモアイが切り出される前の状態で埋まってます。
結構広い場所なのでぐるっと写真を撮りながら巡ると1時間程度はかかります。
たくさんのモアイが地中に埋まっているのは、なかなか見応えがあります。
このほかにもたくさんの見所がありますので、是非お好みの場所を見つけてみてください。
こちらのブログ記事で簡単におおよその有名観光スポットをご紹介していますので、よければ参考にしてください。
ついに来た!イースター島!! | らいふブック
イースター島の食事
イースター島はチリ本土と比べると物価は高いです。
そのためチリ側から来られる旅行者の中には国内線のため食材を買い込んで島に来る人も多いようです。
タヒチ側から来る場合は国際線ですので、チリ自体が食材の持ち込み(特に生鮮食品)に厳しいためレトルト食品やカップラーメンなどにしておくのが無難だと思います。
ただせっかくのイースター島なので街中のレストランでの食事もおすすめです。
特にエンパナーダ(Empanada)、自分はかなり気に入りました。
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]パイ生地にツナとチーズが入っていて絶品です。
値段は大体3500チリペソ(日本円にして700円弱くらい)。一つで結構腹一杯になります。
ちなみにツナ(マグロ)はスペイン語で「Atún」、チーズは「Queso」です。
レストランは結構ありますが、安いところは7000チリペソ(日本円で1300円前後)でメインとご飯といったような食事ができます。
[colwrap] [col2][/col2] [col2][/col2] [/colwrap]1枚目は魚のフライ、2枚目は牛肉です。
肉はちょっと硬めです。ご飯は日本のものに近くてちょっと塩で味付けされていて美味しかったです。
あとおすすめは「Escudo」というビール。
レストランで飲めば大体2500チリペソ(日本円で500円弱)。軽い感じで結構グイグイ飲めます。
島のスーパーで買う飲料水やジュースなどは日本とそう価格帯は変わらないなという印象でした。
Wi-Fi環境
ちなみにイースター島のWi -Fi環境は今ひとつです。
滞在する場所によっては容量制限があったりもします。
街中にも無料Wi-Fiスポットがありますが、なかなか繋がりません。
唯一インフォメーションで拾うWi-Fiが優秀でした。
チリからくるならSIMカードを購入してくるのをオススメします。
モアイとの楽しみ方
他のブログやSNSでもモアイと色々な写真を撮ってみなさん楽しんでいます。
自分たちも色々と写真を撮ってみました。
こんな形でモアイと戯れるのも楽しいですね。
イースター島の楽しみ方ーおまけー
郵便局でスタンプをゲット
村の郵便局に行けば無料でスタンプを押せます。
自分はパスポートに押してみました。
旅の記念にもなりますのでおすすめです。
最後に
イースター島は本当に素晴らしい場所です。
モアイに出会えることももちろん、島のゆったりした時間をモアイと共にするのもすごく有意義です。
なかなか簡単に行ける場所ではありませんので、是非ゆったりとした日程を確保して訪れることをおすすめします。
このブログが少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
もしよければ自分たちのイースター島を訪れた記事も参考にして下さい。
ついに来た!イースター島!! | らいふブック
お付き合い頂き、ありがとうございました。