どうも、どくしょーです(@ShoichiroMizuno)。
ブリュッセルの次はリエージュという街へ。
実は旅の途中で決めたベルギー入り。理由は2つ。
一つは嫁さんの友達が年末に旦那さんの転勤でブリュッセルに住んでいたので会いに行ってました。久しぶりの日本食をご馳走になり、大満足!お世話になりましたあああぁぁぁ!!!
そしてもう1つがサッカー観戦。
リエージュはオランダ・ドイツとの国境に近いベルギー東部にある都市です。そんなリエージュを本拠地とするスタンダール・リエージュ。日本代表GK川島選手が以前所属していたチームです。
そのスタンダール・リエージュの本拠地スタッド・モーリス・デュフランでサッカー日本代表vsウクライナ代表の現地観戦して来ました。(旅の途中で開催が決定。意外と簡単にチケットが取れた…)
今となっては、この時はハリルホジッチが解任されるとは思いもしなかったです…。
ウクライナ代表の監督はシェフチェンコ。
最近の代表の試合は期待感に欠けるものだったので、メンバー発表の中でこの瞬間が一番テンション上がりました(笑)。
期待感のなさを良い意味で裏切ってくれ〜と願うも…。
試合内容は皆さんご存知の通り、素人に毛の生えた程度の自分から見ても散々なものでした。
ハリルホジッチの戦術も色々と物議があると思いますが、個々の技術にもウクライナと結構差があるなと。
トラップ一つを見ても、ロングフィードのキックの精度を見てもウクライナと日本にはかなりの差があるように思いました。
そんな状態なのに試合後のネットニュースなどを見てても「W杯に出れないウクライナに負けたらアカンやろ」というような論調。
「ウクライナに負けたら…」
そもそもウクライナって日本より弱いんでしょうか?
もちろんFIFAランキングが全てではないと思いますが、ウクライナ代表は2013年以降は常に20〜30位程度をキープしてます。ちなみに日本は2013年以降常に40位以下。
そして対戦時のランキングは日本が55位、ウクライナは35位。
「W杯に出れないウクライナ」
出れないと言っても予選している国・レベルが違いませんか?
サッカー強豪国が多いなか54カ国から14カ国(開催国のロシアは予選免除)が勝ち抜いたヨーロッパ予選。予選突破時のFIFAランクが一番低い国でも37位のセルビア。
ちなみにアジア予選参加国で一番ランクが高いのはオーストラリアの39位。アジアの中では1国足りともヨーロッパより上回ってる国はありません。
アジア各国がヨーロッパの予選に混じれば予選突破できる国って何カ国あるんんでしょうか…。
この旅で世界のトップリーグのリーグ戦(バルセロナ、レアル・マドリード)を見たサッカーど素人の嫁さんが日本代表戦を見て一言。
「なんか…遅くない??」
縦に早いサッカーを掲げていたハリルホジッチの戦術ですら、全くスピード感が感じられなかったみたいです。そりゃバルサやレアルと比べるのはどうなん?ってのもあるかもしれませんが、ドリブル、パス、思考、全てにおいて素人にすらゆっくりに見える日本サッカー。明らかに違ったスピード感。海外で活躍する選手が増えて来たと言ってもやっぱりまだまだ日本はサッカー後進国なんでしょうね。
そんな日本代表を率いてW杯出場という最低限の目標を達成したハリルホジッチ。「3年かけた集大成をロシアで」という間際での監督解任。
しかも解任理由が「選手とのコミュニケーションが多少薄れた」から。
「多少」薄れた…。なんだその理由。
代表監督を任命したサッカー協会のトップがあまりにも説得力に欠ける解任理由。そして3年の歳月をかけた結果すら確認できない。組織のトップがこれじゃ….。
サッカー協会が一番お粗末な感じがしました。
今日はハリルホジッチの会見の日。何が語られるんでしょうか…。